腹筋崩壊太郎は何故心に響くのか

腹筋崩壊太郎 笑顔

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アイキャッチ画像の出典元:仮面ライダーゼロワン 第1話「オレが社長で仮面ライダー」より

 

9月1日より放送開始された仮面ライダーゼロワンの1話で登場した、なかやまきんに君演じる「腹筋崩壊太郎」がTwitter上のトレンドとして表示されるなど、ネット上で話題となりました。

 

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新しく始まった番組で、これまでの積み上げがあるわけではなく、ヒューマギア(仮面ライダーゼロワンに登場する人工知能搭載人型ロボ)状態での登場シーンは僅か数分であるにも関わらず、自分を含めて多数の視聴者の心に響く名キャラクターとなりました。
「腹筋崩壊太郎ロス」もTwitterトレンドとなったことが、それを証明していると思います。

さて、そんな腹筋崩壊太郎ですが、彼が何故これほど視聴者の心に響いたのか?その理由について考えてみました。

 

人を笑わせることに喜びを感じるロボットだから

腹筋崩壊太郎は「人を笑わせること」を仕事として設定されたロボット(ヒューマギア)ですが、劇中においてお客さんの笑顔を思い出して笑っているシーンがありました。

つまり、腹筋崩壊太郎は人を笑わせるようにプログラミングされているから、お笑い芸人として仕事をしているのではなく、ロボットでありながら感情を獲得し、人を笑わせることに喜びを感じていたわけです。

欧米の創作物で登場するロボットというと、暴走して人間を襲ってくるというパターンが多いように思いますが、日本では鉄腕アトムやドラえもん等のように人間を助けるロボットが描かれることが多いと思います。
国民性の違いによるものと思いますが、日本人の心には「ロボットとは人間の代わりに働いて、人間を助けてくれるもの」という意識があり、腹筋崩壊太郎もそれに合致していたことから、受け入れ易かったのでしょう。

そして、「感情を獲得し人を笑わせることに喜びを感じている=人間と何も変わらない」という存在が、意志に反して暴走させられ結果として破壊されてしまう。仮面ライダーゼロワンという作品世界の設定を上手く説明しながら、視聴者の心に響くよう上手くストーリーとして落とし込まれています。

また、主人公の飛電或人も「人を笑わせること」に喜びを感じて、お笑い芸人になることを夢としており、その点において腹筋崩壊太郎と違いはありません。そんな中、一方は仮面ライダーというヒーローとして活躍し、もう一方は怪人として倒される、両者の比較によって際立たされた悲哀によって、より腹筋崩壊太郎が心に響いたのだと思います。

 

なかやまきんに君が演じていたから

上記のように、仮面ライダーゼロワン第1話のストーリーがとても素晴らしいことは疑いようがありませんが、それ以外にも腹筋崩壊太郎が心に響いた理由はあります。

それは、腹筋崩壊太郎を「なかやまきんに君」が演じていたことです。

お客さんの笑顔を思い出して笑っているシーン(アイキャッチ画像がそのシーンです)、なかやまきんに君の全く嫌味の無い素直な笑顔だからこそ、より視聴者の心に響いたのではないでしょうか。

また、なかやまきんに君はこれまでドラマや映画にそれほど出演されていたわけではないのですが、意外な事に演技やアフレコがとてもお上手です。

アニメオタクからすると、「芸能人の●●さんが声優初挑戦!」みたいな告知は死亡フラグ以外の何物でもないのですが、なかやまきんに君のアフレコは、本当に違和感が無い。
変身後は声が似ている声優さんが演じられているのかな?と思っていて、クレジットを見て驚きました。

腹筋崩壊太郎は1話で粉々に破壊されてしまいましたが、これだけ大きな反響があったので、ぜひ何らかの形で再登場を期待したい所です。

 

下記動画で、なかやまきんに君が腹筋崩壊太郎を演じられた際の裏側が語られていますので、ぜひこちらもご覧下さい。

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