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あなたは、脳に作用しストレスを下げ、集中力、やる気、記憶力、創造性、学力を上げ、健康になる科学的な方法が見つかったと聞いたら、どう思いますか?
その方法がサプリや健康食材なら、ぜひ購入したいと思うのではないでしょうか?
しかし、特に何かを購入する必要はありません。何故ならその方法は「運動」だからです。
今回は、「運動」がどのように脳に作用して、どんな効果をもたらすのか、それについて書かれた本をご紹介します。
「一流の頭脳」、この本は神経科学(日本で言う脳科学)の観点から、脳の様々な面をアップグレードする方法が解説されています。
しかし、その方法とは突き詰めて言えば「運動」です。
「運動」が脳に与える影響を解説した本ということで、以前ご紹介したことのある「脳を鍛えるには運動しかない!」に近い内容です。

「脳を鍛えるには運動しかない!」は、「運動」が脳に与える影響について、実例(エピソード)を交えて解説する構成になっているのに対して、「一流の頭脳」は純粋に科学的な研究結果から解説する構成になっています。
そう聞くと「一流の頭脳」が難しくて理解し難そうに思うかもしれませんが、専門書ではなく一般の方が読むことを想定して書かれているので、特に脳に関する予備知識が無くても大筋は理解出来ると思います。
同じテーマで書かれている2冊ですが、それぞれ見せ方が異なるので、片方を読めばもう片方は必要無いというわけではなく、両方読むことでより「運動」が脳に与える影響を詳しく理解出来るようになります。
話は変わりますが、健康診断や病院等で、お医者さんに「もっと運動しましょう」と言われた方や、小さい頃から運動が苦手だった方、ジョギングを初めてみたものの三日坊主になってしまった方は多いのではないでしょうか?
それは、「運動」が体に与える良い影響を充分理解出来ていないことが原因だと思います。
例えば、1日30分ジョギングしたら1回につき1万円貰えると言われたら、殆どの人が毎日欠かさずジョギングするのではないでしょうか?
要はモチベーションが続くかどうかが重要なのだと思います。
その点、「一流の頭脳」を読んで、運動がどれだけ体に良いかを充分理解すれば、「運動」しなきゃ損だ!と思うこと請け合いですよ。
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