この記事を読むのに必要な時間は約 9 分です。
あなたは外向的な性格ですか?それとも内向的な性格ですか?
もしあなたが内向的な性格で、日々の生活で強いストレスを感じているようなら、今回ご紹介する「ストレスを操るメンタル強化術」がオススメです。
目次
「メンタルが弱い人」こそメンタルを強く出来る
ストレス対策本の中には、メンタルが弱いからストレスを感じる⇒根本的に性格を変えればOK!みたいなものもあったりしますが、それでは只の精神論であり、現実的なメンタル強化術とは言えないでしょう。
「ストレスを操るメンタル強化術」が他のストレス対策本と大きく異る点は、「メンタルが弱い人」だからこそ持っている3つのリソースを使うことで、メンタルを強くすることに注目している所です。
- ストレス
- 失敗と挫折
- 内向的な性格
3つのリソースは、一般的にどれもマイナス面として挙げられることが多いものですが、「ストレスを操るメンタル強化術」では、科学的に証明された論文等の結果を用いながら、3つのリソースがメンタル強化に役立つことを説明しています。
「ストレスを操るメンタル強化術」の構成
「ストレスを操るメンタル強化術」は大きく
- PART1「メンタル強化の基本戦術」
- PART2「メンタル強化の基本メソッド」
という2部構成になっています。
PART1「メンタル強化の基本戦術」で、強いメンタルを身に付ける為の大きな方向性やポイント等を説明して、基本情報を理解します。
その上でPART2「メンタル強化の基本メソッド」に移り、実際の手法について学んでいくことになります。
PART1「メンタル強化の基本戦術」は
- 第1章 ストレス軽減法
- 第2章 ストレスの役立て方
- 第3章 失敗と挫折
- 第4章 内向的な性格は才能である
の全4章構成になっています。
PART2「メンタル強化の基本メソッド」は
- 第5章 マインドセット介入
- 第6章 正しく効果的に「記録をとる」方法
- 第7章 内向的性格という才能を開花させる為の正しい努力の仕方
- 第8章 コア・パーソナル・プロジェクト
- 第9章 瞑想
の全5章構成になっています。
PART1「メンタル強化の基本戦術」
PART1「メンタル強化の基本戦術」では、強いメンタルを身に付ける為の大きな方向性やポイント等を説明しています。
第1章「ストレス軽減法」では、まず現在感じているストレスを軽くする為の方法が説明されています。
ここで紹介されているエクスプレッシブ・ライティング(思ったことや感情を紙に書き出す)という手法は自分も実践していますが、日々感じるストレスが軽減されている実感があります。
第2章「ストレスの役立て方」では、一般的に悪者扱いされることが多い「ストレス」について、必ずしも心や体に害があるものではなく、「自分に成長をもたらしてくれるもの」であることを学びます。
ストレス反応にどのようなものがあるのか理解し、自分がストレスを感じた時に体に起きている変化を客観的に見れるようになると、ストレスの感じ方も大きく変わってきます。
第3章「失敗と挫折」では、失敗を過度に恐れてチャレンジしないのではなく、「現在のリスクを取ることが将来のリスク回避につながる」という考え方を学びます。
実際に失敗を活かしていく方法については、第6章で説明されています。
第4章「内向的な性格は才能である」では、内向的な性格が持つ性質と、それがどのように役立つかを学びます。
「コミュニケーション能力」が重要であると言われる昨今、「内向的な性格」は否定されることが多いですが、実はマイナス面ではなく才能であるということが分かります。
「内向的な性格」の方にはぜひ読んで欲しい部分です。
PART2「メンタル強化の基本メソッド」
PART2「メンタル強化の基本メソッド」では、実際にメンタルを強化する手法について学んでいきます。
説明されているメソッドはどれも有用な物ですが、日々続けることでどんどん効果が出てくるという面から、第5章「マインドセット介入」と第9章「瞑想」が特にオススメです。
「マインドセット介入」によって、ストレスの感じ方を変えながら、「瞑想」によって脳の前頭葉(意志力や集中力を生み出し、自己コントロールを維持する役割がある)を強化するだけでも、充分実感出来るほど気持ちが楽になります。
そこから更に第6章「正しく効果的に「記録を取る」方法」によって、失敗を活かして成功出来るようになったり、第7章「内向的性格という才能を開花させる為の正しい努力の仕方」に従って、内向的な性格の長所を伸ばしていけば、まさに鬼に金棒です。
まとめ
「ストレスを操るメンタル強化術」では、「メンタルが弱い人」が持つ3つのリソースを活用して、科学的に証明されたメンタルを強化する手法を学ぶことが出来ます。
「自分は内向的な性格だから駄目だ」と思っている方には、ぜひ読んで頂いて「内向的な性格は才能である」ということを理解して欲しいと思います。
メンタリストDaiGoさんの他の著作に関する記事はこちら
コメントを残す